2009/01/09

1985 YAMAHA FZR750




1985 YAMAHA FZR750
ケニー・ロバーツの鈴鹿8時間耐久レース参戦車です。

 場内がほぼ暗くなった、8時間耐久レースの残り32分、場内の誰もがケニー・平組の優勝を確信してゴールを待っている時間でした。その時、場内アナウンスが異変を伝えました。平忠彦選手がホームストレートをスーッと走ってきてヤマハピット前のコース上に止まって場内騒然。まだ走るのか? そこじゃピットインするのにもう一周回らないとダメなのでは? とか勝手に思っていると、ストレートを伏せ伏せでガードナー選手(ピットサインが暗くて見えないのか、伏せ伏せはガードナーのチェッカーまで続きました)が通過。ガードナー・徳野組のゼッケン3番・RVF750が劇的な逆転優勝。8耐ってホントに面白いな〜と感動したのを憶えております。マシンが止まった32分前というのは、今月号のロードライダー参照ですが、感覚的にはゴール直前の時間だと思っていました。
 思い出したけど、ポールポジションスタートだったテック21車はスタートに失敗(エンジンがすぐに始動しなかった?)して集団に埋没。ペアライダーでバイクを押さえていた平選手がマシンを押し掛けしたのか、押し掛けしたらペナルティじゃないか? などと場内アナウンス。その後グイグイ追い上げてあっという間にトップに。でもそこでエンジンに無理させたから結局最後まで持たなかったのではないかと言われたりしましたね。

資生堂テック21カラーも印象的で、記録は残らなかったけど記憶に残るレーサーです。