2008/08/31

H-D XLS 1000 Roadster

1982年・秋のドイツIFMAケルンショーシリーズ。


1983年モデルのHarley-Davidson XLS 1000 Roadsterです。今のダイナ系のスタイルにもかぶります。
明日から編集部は新本社の15階で業務開始です。

2008/08/30

Harley-Davidson XLX-61

1982年・秋のドイツIFMAケルンショーシリーズ。


1983年モデルのHarley-Davidson XLX-61 Sportster 1000cc ギヤは4速でした。

2008/08/29

HARLEY-DAVIDSON XR1200

ロードライダー2008年10月号では2009年モデルで国内導入が決まったHARLEY-DAVIDSON スポーツスターXR1200の試乗記事を掲載しました。


2006年のケルンショーで発表。当初はXR1200プロトタイプと呼ばれていて、AMAダートトラックのレジェンドライダーのスコット・パーカーさんがプロモーションにドイツまで来ていました。ヨーロッパだけで販売なのかな? と危惧していましたが、無事に日本導入決定。良かったです。

2008/08/28

2008 AMA DRAGBIKE Bristol Dragway-02

AMAドラッグバイク2008年第4戦、テネシー州ブリストル。

2008/08/27

KAWASAKI KL500

1982年・秋のドイツIFMAケルンショーシリーズ。


このショーでのカワサキ、目玉モデルの1台ががこのKL500でした。ビッグシングル水冷DOHCエンジンにフロントディスクブレーキは衝撃装備だったのです。市販されたのはKL600Rかも。初期モデルはキックのみのスパルタンなモデルでした。後にカウルなど装備してKL650 TENGAI(天涯)に昇華。

2008/08/26

KRAUSER MKM1000

1982年・秋のドイツIFMAケルンショーシリーズ。

KRAUSER MKM1000です。BMWの水平対向2気筒エンジンをオリジナルフレームに搭載したモデル。後期型は4バルブのクラウザーヘッドでした。全部で300台ほど製造。クラウザー社はバイク用パニアケースの製造で知られています。車種専用のフレームで固定されるサイドバッグはツアラーの憧れです。クラウザーはMKM1000の他に、BMW4気筒エンジンメースのサイドカー、ドマーニも有名です。

しかし今、クラウザーと言えばD.M.C.のクラウザーさんの方が日本では有名かもしれません。

2008/08/24

SUZUKI GSX1400 SPECIAL EDITION


油冷エンジンの末裔、SUZUKI GSX1400 SPECIAL EDITIONです。国内油冷最終モデルと言われております。
ロードライダー2008年10月号の巻頭特集・油冷スペシャルにあわせて試乗インプレしましたよ。

2008/08/23

ロードライダー2008年10月号

ロードライダー2008年10月号は本日発売です!


久しぶりの油冷エンジン特集!
お楽しみに!
今月号には初代 '91年発行! 復刻ダイジェスト版の
ザ・カスタムマシン特別付録です。保存版ですよー。

17年ほど前に発刊したカスタムマシンの1号目です。当時もすぐに売り切れてしまったのですが、増刷出来なかったので問い合わせをたくさん頂いたのを覚えています。

2008/08/22

ロードライダー次号は油冷特集。

次号のロードライダー10月号、8月23日(土)発売は油冷特集です。根強い人気のスズキ油冷車のネタをじっくり集めました。
オイルがあるじゃないか



このエンジンの生みの親、横内悦夫さんにもお話をお聞きしました。興味深いお話が聞けましたよ。お楽しみに!
●近況報告:編集部は来週新社屋に引っ越しです。

2008/08/21

SUZUKI GSX1100S KATANA HB


1982年・秋のドイツIFMAケルンショーシリーズ。

SUZUKI GSX1100S KATANA HBカラーです。HBはハーベイタバコの略です。'84年のGSX-R400にはHBカラーモデルがありました。スズキ車カスタムペイントの定番のひとつでしたね。

2008/08/20

SUZUKI GSX750ES

1982年・秋のドイツIFMAケルンショーシリーズ。


SUZUKI GSX750ESです。ケビン・シュワンツがAMAスーパーバイクで走らせていたり、3型カタナのベースモデルだったりします。当時は世界最速のナナハンを目指して、ここケルンで発表されました。黒フレームでよく見えませんが、角断面スチールフレームです。フロントの16インチとアンチノーズダイブ機構は当時、熱病のように各メーカー、トップモデルに採用されておりました。

2008/08/19

SUZUKI GSX1100ES

本日、8月19日はバイクの日です!
事故に気をつけて無理せず楽しみましょう。

1982年・秋のドイツIFMAケルンショーシリーズ。


SUZUKI GSX1100ESです。'82年モデルの丸ライトの1100Eの方がポピュラーかも。カラーリングとハーフカウルでイメージを1100Eから変えてきたのが1100ES。4バルブTSCC4気筒エンジン。'84年からのGSX1100EFのデザインが先に紹介したGSX550Eの角張ったデザインの流れに変わります。まさに油冷エンジン前夜ですね。


コックピットの下にズラズラ並んだランプ類は何でしょう? ウインカーが2つ、サイドスタンド、オイル、バッテリー、ニュートラル、ハイビーム、あと2つ見えません。上の方には燃料計とオイル温度計。真ん中にはギヤポジションインジケーターを装備。

2008/08/18

SUZUKI GSX550E

1982年のドイツIFMAケルンショーから。



SUZUKI GSX550Eです。DOHC4バルブTSCCヘッド、フロント16インチ、角形フレーム、フルフローターサスペンションなど当時の最先端技術全て盛り込み! コックピットバイザーのGSX550Eと、ハーフカウルのGSX550ESもありました。日本だと水冷のGSX400FWがハーフカウルの550ESと兄弟車的デザインでした。

2008/08/17

SUZUKI GR650

1982年・秋のドイツIFMAケルンショーシリーズ。


SUZUKI GR650です。DOHC並列2気筒。可変重量クランクを装備。トラディッショナルバイクというジャンルを新技術で継承したモデルです。オートレーサーのエンジンに採用されてましたっけ?
一度乗ってみたかったバイクの一台です。

2008/08/16

KAWASAKI Z550GT


1982年・秋のドイツIFMAケルンショーシリーズ。


DOHC553cc56psエンジンのKAWASAKI Z550GT。
オイルクーラーが標準装備。メーターの感じはZ400GPと同じ。

2008/08/15

KAWASAKI Z750GT


1982年・秋のドイツIFMAケルンショーシリーズ。


KAWASAKI Z750GTです。サイドカバーはGT750と表示。Z750GPはインジェクションですが、こちらはキャブでシャフトドライブ。通勤快速を目指したモデル。ドイツ仕様は78ps/9500rpm。


このキャリアのデザイン最高! 逆にここに箱とかバッグとか乗っけちゃったらこのイカしたキャリアが見えなくなってしまいますね。

2008/08/14

AMAライダー列伝・第2回,3回

ロードライダーでじっくりじわじわ連載中。
AMERICAN LEGEND RIDERS
AMAライダー列伝の・第2回、3回は'73〜'74年のAMAグランドナショナルチャンピオン、'78〜'80年のWGPチャンピオンに輝いているKenny Roberts(ケニー・ロバーツ・シニア)さんです。


第2回・Part.1は2007年1月号に掲載。


第3回・Part.2 Dirt Track編は2007年2月号に掲載。

2008/08/12

2008 AMA DRAGBIKE Bristol Dragway-01

AMAドラッグバイク2008年第4戦、テネシー州ブリストル。



今や大勢を占める現行スポーツバイクのスタートシーン。K5以降のGSX-R1000や新旧ハヤブサ、ZX-14の走り。ストリート改はまず車両が量産市販車であること、ホイールベースが68インチ以下。リヤタイヤはラウンドラジアル。ウイリーバーはなくてリヤサスはあり。ロングホイールベースにしてロングテールカウルするのはPS=プロストリートクラスで、白×黒のラッシュディール'08BUSAはこのクラス。2組前がスタートに着くと画面左奧から2台がコースインしてくる。その間のひと組はちょうどその時にバーンナウトを終えて、やる人はその場から1回スタートライン手前までドライホップ=スタート練習。バーンナウトはラウンドタイヤだから左右にぐりぐり振ってタイヤ温度を上げる。その前後で車体をぐいっと右に傾けているのは、クラッチにしっかりオイルを回しているんですね。GSX-R1000のライダーは大半が全開でスタートを待って、そのままの回転でスタートしてます。

2008/08/11

DUCATIの900 PROJECT

1982年のドイツIFMAケルンショーシリーズ。


DUCATI 900 PROJECTと看板にあって、ケルンショーのDUCATIブースに展示されたコンセプトモデルです。デザインしたのはトリノにあるGMデザイン。


コックピットはモックアップ的。ホンダのスクーター・FUSIONのコックピットにその名残を感じます。

2008/08/10

2008 BERC・PBへの登竜門クラス

2008年BERCドラッグレーシング・チャンピオンシップシリーズ
第2戦・ツインリンクもてぎ・スーパースピードウェイより。



BERC=ビッグエンドレーシングクラブのドラッグレースにはストリートバイクベースのクラスもある。「SD」(ストリートドラッグ)クラスはハヤブサやZX-12R、ZX-14をベースに〜30万円程度の改造費用でと作られたクラス。実際はウイリーバーなし、リヤサスありの市販車によるトーナメントのクラスと考えるのがよさそう。今ならまだ参加台数も少なく、ねらい目か。後半の「SB/EX」(ストックバイクエキスパート)クラスは、PBへの登竜門。排気量無制限以外はPBと同じレギュレーションで、ライセンスを取ってSB(ストックバイク)から始めたライダーがポイントを取って昇格してくるクラス。今回の決勝はGSX系エンジンにめっき外装の松浦義弘選手vsハーレーV-RODデストロイヤー(市販ドラッグマシン)の横田正彦選手。

2008 BERC #3 堂免選手

2008年BERCドラッグレーシング・チャンピオンシップシリーズ
第2戦・ツインリンクもてぎ・スーパースピードウェイより。



2007年全日本ランキング3位の堂免英二選手(アドバンテージ/Do.レーシング)はZX-11ボディから分かるようにカワサキZ系エンジンベースの2バルブ1507ccエンジンを使用。堂免選手はここもてぎでは国内に4人しかいない1/8マイル4.9秒台(ほかに#1中村、#2阿部、篤孝彰の3名)記録者のひとりで、毎戦九州は福岡から遠征してくる。地元オートポリスでのゼロヨンフェスティバルでは向かうところ敵なしの存在。スタート時のチーフクルー、井ノ上浩二郎さんの役割は1)ライン読み 2)そのラインにまっすぐマシンが乗っているか確認 3)ライダーを落ち着かせつつラインに着ける 4)スタート準備完了をライダーに教える(シールドを閉めて腰をポンポンと叩く) 5)マシン右横のデータロガースイッチを入れる(ロガーの記録時間が30秒程度なので、最後に入れる) 6)走りを見る……と、けっこう多いんです。もちろん走行インターバルには送風機を当ててエンジンを冷やします。

2008/08/09

2008 BERC #4 鈴木選手

2008年BERCドラッグレーシング・チャンピオンシップシリーズ
第2戦・ツインリンクもてぎ・スーパースピードウェイより。



手前左レーンに2006年全日本ランキング3位、2007年4位の#4鈴木克佳選手(GPクラフト)、奥側右レーンに#6山岸久敏選手、のスタートシーン。両車ともスズキ系2バルブ1507ccエンジン+レクトロンキャブ等車両構成こそ似ているが、スタート時の回転数設定(ドラッグレース、とくにPBでは全開スタート、クラッチ一気つなぎなので、スタート時に最適トラクションになる回転数を自分で電気的に決めることができる。2段階回転リミッターになるので“2ステージ”“ランチ[launch]”とも)やスタートタイミング等で差が出てくる。その様子も音で分かるかも。スタートは2本の光電管ラインを両車が切ることで立ち会い成立→スターター(真ん中にいる人)がスタートボタンを押す→スタート、となります。

2008/08/08

2008 BERC #7 湧口選手

2008年BERCドラッグレーシング・チャンピオンシップシリーズ
第2戦・ツインリンクもてぎ・スーパースピードウェイより。



北海道Pokka等のサポートを受けて北海道から全日本PB=プロストックバイクに挑む湧口文康選手(Youplex)。自己最高位は2008年鈴鹿での2位等、'07-'08年の心境著しい選手。カウルはカワサキZX-7Rの格好をしたFRP製で、前半分と後ろ半分の構成。エンジンはカワサキ系2バルブ1507cc。ちなみに全日本戦は一般サーキットのメインストレートを使った1/8マイル設定のコースで開催され、このもてぎではスーパースピードウエイ(オーバルコース)の逆回りを使うためスタート部が若干左から右に向けて傾斜している。このスタートシーンでは湧口選手が直前にエンジンストール。ただBERCでは1回のみの再始動が認められていて、スタートタイミングまでにぎりぎり間に合って再スタートできたという例です。外部スターターを持ってくるのに時間がかかるとタイムアウトを取られてリタイヤ、にもなります。

2008 BERC #12 吉田選手

2008年BERCドラッグレーシング・チャンピオンシップシリーズ
第2戦・ツインリンクもてぎ・スーパースピードウェイより。



全日本プロストックバイククラスで唯ひとりネイキッドスタイルのボディで戦う千葉の#12吉田茂徳選手(TEAM LOG DESIGN)。奥側の対戦相手は#22高浜重也選手(Riptide/北海道)で、こちらも両車ともカワサキ系2バルブ1507ccエンジンを使いながら、奧の高浜選手はZX-11ボディ、#12吉田選手はZ1000Mk.IIイメージのスタイルと、見た目も異なっていることに注目。ネイキッドスタイルの場合、実際に点灯はしなくていいけれどヘッドライト相当部分も装着の必要があります。スタートの瞬間の速さ、とくと見て下さい。

2008/08/07

2008 BERC #2 阿部 巌選手

2008年BERCドラッグレーシング・チャンピオンシップシリーズ
第2戦・ツインリンクもてぎ・スーパースピードウェイより。



2005/2006年の2年連続全日本ドラッグレース/プロストックバイクチャンピオン、株式会社 阿部組阿部 巌選手のスタートシーン。リヤサスなし、ウイリー防止のウイリーバー装着、15インチ径ホイールに履いた約10インチ幅のドラッグスリックタイヤは、すべてがタイムを出すためのもの。GSXベースの2バルブ1507ccエンジンのパワーは300ps超で、日本では仙台にしかない1/4マイル専用コースでは7.4秒台の国内最高区間タイムをマーク。チーフクルーは実兄の雄幸さんが務めていて、雄幸さんのライン読みは国内随一。彼が呼んだラインを参考にする選手も多いんです。

2008/08/06

2008 BERC #1 中村選手

2008年BERCドラッグレーシング・チャンピオンシップシリーズ
第2戦・ツインリンクもてぎ・スーパースピードウェイより。



1998/1999/2001/2003/2004/2007年の6度(BERCでは1997年を含めて7度)の全日本ドラッグレース/プロストックバイクチャンピオン、レッドモーター中村圭志選手の走り。
GSX1100Sのケースを元にした1507cc 2バルブエンジンはクランク軸に直接外からスターターを宛ててエンジンスタート→リヤタイヤを空転して温めるバーンナウト→1回のドライホップ=スタート練習を経て、本スタート。ココもてぎでの1/8マイル(約201m)区間タイムは4.9秒強。対戦相手は最初が#8藤本桂一選手、次が#13小田倉一夫選手、最後が2008第2戦の決勝戦、#2阿部選手と。阿部選手が好ダッシュ、中村選手はエンジンから異音がして途中で止める……けれど、この時点で阿部選手がフライング(レッドライト/ファール)で、中村選手が連勝を決めた。走行の合間約20-30分には、クラッチをバラして洗浄→チェック→組み付けや、ギヤレシオ変更、タイヤエアやウイリーバー高さ、スタート回転数等セッティング変更をする様子も見られます。

BMW PARIS-DAKAR

1982年・秋のドイツIFMAケルンショーシリーズ。


'82年のパリ・ダカールラリー車でしょうか。ライダーはH・オリオールさんフランス人。パリ・ダカールラリーは'79年に始まりました。

2008/08/04

BIMOTA SB3

1982年のドイツIFMAケルンショーシリーズ。



スズキ・ビモータ SB3です。SB2の方が独創的なデザインでした。GS1000の2バルブDOHCエンジン搭載。このあとのSB4(GSX1100)とHB2(CB900F)、HB3(CB1100F)、KB3(Z1000J)はカウリングのデザインがほぼ同じです。
しかし、ビモータ復活して良かった。
DB7のインプレはロードライダー2008年9月号に掲載してます。

2008/08/03

BIMOTA KB2TT

1982年のドイツIFMAケルンショーから。


カワサキ・ビモータのKB2TTです。Z500FXもしくはZ550FX、もしくはZ550GPのエンジンでしたっけ? 日本ではZ400FX、もしくはZ400GPエンジンベースもあったんだっけ? KB2TTは600cc?
ちなみにロードライダーの名車グラフティでは2007年の1月号〜4月号までビモータを紹介してます。
そこからの情報でKB2はビモータとして初めてエンジン単体供給を受けた記念すべき機種だったそうです。それまでは丸ごと1台バイクを購入して車両を作っていたそうで、工場の裏にはエンジンの外された車体が並んでいたのでしょうか?