2008/10/01

BERCドラッグレース2008 Rd.3・その1



MFJドラッグレースライセンス(受講で取得可能)が必要なSBクラスでポイントを得て昇格するのがSB/EX(ストックバイク・エキスパート)クラス。ここでポイントを重ねてPBに昇格する、また規定上PBに出られないマシン(現状インジェクション車など=#52沼田まこと選手のマシン)も集うクラスとなります。

 2008年のBERCはPB以外はこのもてぎまでの全3戦で、SB/EXはH-D・V-RODデストロイヤー(1300cc)に乗る#54横田正彦と白のスズキRG500Γ改(499cc)に乗る#62二ツ町修一の両選手が480点ずつの同点。

 ここの順位次第でチャンピオンが決まる状態でした。マシンも60度V2と2ストスクエア4と、国内ドラッグでは異色。これに初戦鈴鹿の優勝者#74村川努(紫のZX-11ボディ+Z改1507ccエンジン)、2戦目もてぎ優勝者#72松浦義弘(銀色のGSX-R1100ボディにGSX改エンジン)各選手の絡む戦いになりました。

 優勝したのはここまで挙げた誰でもなく、これまで苦しんできた#74木村栄志選手(赤×白のWinstonカラーにGSX改エンジン)が5.4秒台をマーク。
#1中村選手らのアドバイスを受けてセッティングが決まっての結果は、PBに入れても4位に入れるタイム。自身嬉しい初優勝。

 そしてチャンピオンは、#62二ツ町が6位、#54横田が5位で、わずか10点差で横田選手の手に渡りました。