2008/08/09

2008 BERC #4 鈴木選手

2008年BERCドラッグレーシング・チャンピオンシップシリーズ
第2戦・ツインリンクもてぎ・スーパースピードウェイより。



手前左レーンに2006年全日本ランキング3位、2007年4位の#4鈴木克佳選手(GPクラフト)、奥側右レーンに#6山岸久敏選手、のスタートシーン。両車ともスズキ系2バルブ1507ccエンジン+レクトロンキャブ等車両構成こそ似ているが、スタート時の回転数設定(ドラッグレース、とくにPBでは全開スタート、クラッチ一気つなぎなので、スタート時に最適トラクションになる回転数を自分で電気的に決めることができる。2段階回転リミッターになるので“2ステージ”“ランチ[launch]”とも)やスタートタイミング等で差が出てくる。その様子も音で分かるかも。スタートは2本の光電管ラインを両車が切ることで立ち会い成立→スターター(真ん中にいる人)がスタートボタンを押す→スタート、となります。

2008/08/08

2008 BERC #7 湧口選手

2008年BERCドラッグレーシング・チャンピオンシップシリーズ
第2戦・ツインリンクもてぎ・スーパースピードウェイより。



北海道Pokka等のサポートを受けて北海道から全日本PB=プロストックバイクに挑む湧口文康選手(Youplex)。自己最高位は2008年鈴鹿での2位等、'07-'08年の心境著しい選手。カウルはカワサキZX-7Rの格好をしたFRP製で、前半分と後ろ半分の構成。エンジンはカワサキ系2バルブ1507cc。ちなみに全日本戦は一般サーキットのメインストレートを使った1/8マイル設定のコースで開催され、このもてぎではスーパースピードウエイ(オーバルコース)の逆回りを使うためスタート部が若干左から右に向けて傾斜している。このスタートシーンでは湧口選手が直前にエンジンストール。ただBERCでは1回のみの再始動が認められていて、スタートタイミングまでにぎりぎり間に合って再スタートできたという例です。外部スターターを持ってくるのに時間がかかるとタイムアウトを取られてリタイヤ、にもなります。

2008 BERC #12 吉田選手

2008年BERCドラッグレーシング・チャンピオンシップシリーズ
第2戦・ツインリンクもてぎ・スーパースピードウェイより。



全日本プロストックバイククラスで唯ひとりネイキッドスタイルのボディで戦う千葉の#12吉田茂徳選手(TEAM LOG DESIGN)。奥側の対戦相手は#22高浜重也選手(Riptide/北海道)で、こちらも両車ともカワサキ系2バルブ1507ccエンジンを使いながら、奧の高浜選手はZX-11ボディ、#12吉田選手はZ1000Mk.IIイメージのスタイルと、見た目も異なっていることに注目。ネイキッドスタイルの場合、実際に点灯はしなくていいけれどヘッドライト相当部分も装着の必要があります。スタートの瞬間の速さ、とくと見て下さい。

2008/08/07

2008 BERC #2 阿部 巌選手

2008年BERCドラッグレーシング・チャンピオンシップシリーズ
第2戦・ツインリンクもてぎ・スーパースピードウェイより。



2005/2006年の2年連続全日本ドラッグレース/プロストックバイクチャンピオン、株式会社 阿部組阿部 巌選手のスタートシーン。リヤサスなし、ウイリー防止のウイリーバー装着、15インチ径ホイールに履いた約10インチ幅のドラッグスリックタイヤは、すべてがタイムを出すためのもの。GSXベースの2バルブ1507ccエンジンのパワーは300ps超で、日本では仙台にしかない1/4マイル専用コースでは7.4秒台の国内最高区間タイムをマーク。チーフクルーは実兄の雄幸さんが務めていて、雄幸さんのライン読みは国内随一。彼が呼んだラインを参考にする選手も多いんです。

2008/08/06

2008 BERC #1 中村選手

2008年BERCドラッグレーシング・チャンピオンシップシリーズ
第2戦・ツインリンクもてぎ・スーパースピードウェイより。



1998/1999/2001/2003/2004/2007年の6度(BERCでは1997年を含めて7度)の全日本ドラッグレース/プロストックバイクチャンピオン、レッドモーター中村圭志選手の走り。
GSX1100Sのケースを元にした1507cc 2バルブエンジンはクランク軸に直接外からスターターを宛ててエンジンスタート→リヤタイヤを空転して温めるバーンナウト→1回のドライホップ=スタート練習を経て、本スタート。ココもてぎでの1/8マイル(約201m)区間タイムは4.9秒強。対戦相手は最初が#8藤本桂一選手、次が#13小田倉一夫選手、最後が2008第2戦の決勝戦、#2阿部選手と。阿部選手が好ダッシュ、中村選手はエンジンから異音がして途中で止める……けれど、この時点で阿部選手がフライング(レッドライト/ファール)で、中村選手が連勝を決めた。走行の合間約20-30分には、クラッチをバラして洗浄→チェック→組み付けや、ギヤレシオ変更、タイヤエアやウイリーバー高さ、スタート回転数等セッティング変更をする様子も見られます。

BMW PARIS-DAKAR

1982年・秋のドイツIFMAケルンショーシリーズ。


'82年のパリ・ダカールラリー車でしょうか。ライダーはH・オリオールさんフランス人。パリ・ダカールラリーは'79年に始まりました。

2008/08/04

BIMOTA SB3

1982年のドイツIFMAケルンショーシリーズ。



スズキ・ビモータ SB3です。SB2の方が独創的なデザインでした。GS1000の2バルブDOHCエンジン搭載。このあとのSB4(GSX1100)とHB2(CB900F)、HB3(CB1100F)、KB3(Z1000J)はカウリングのデザインがほぼ同じです。
しかし、ビモータ復活して良かった。
DB7のインプレはロードライダー2008年9月号に掲載してます。

2008/08/03

BIMOTA KB2TT

1982年のドイツIFMAケルンショーから。


カワサキ・ビモータのKB2TTです。Z500FXもしくはZ550FX、もしくはZ550GPのエンジンでしたっけ? 日本ではZ400FX、もしくはZ400GPエンジンベースもあったんだっけ? KB2TTは600cc?
ちなみにロードライダーの名車グラフティでは2007年の1月号〜4月号までビモータを紹介してます。
そこからの情報でKB2はビモータとして初めてエンジン単体供給を受けた記念すべき機種だったそうです。それまでは丸ごと1台バイクを購入して車両を作っていたそうで、工場の裏にはエンジンの外された車体が並んでいたのでしょうか?


2008/07/31

SWMの500cc

1982年のドイツIFMAケルンショーシリーズです。


SWM XN506です。これもKTM、プフと同じ4スト500cc単気筒コックドベルトでカムを回すタイプのロータックスエンジン。SWMはオフロードやトライアルで活躍したメーカーです。MOTO SWM World Champion Teamとロゴにあります。リヤツインショックに右チェーン。ドラムブレーキ。角形ライト。キャリア付き。シート高が低くて扱いやすそうです。SWMのトライアル車は黄色のイメージがあります。
あまり詳しくないのでこのへんで。
編集部の引っ越しが近づいてきました〜。

2008/07/28

KAWASAKI Z1000R

1982年のドイツIFMAケルンショーから。


'83モデルのKAWASAKI Z1000R2ドイツ仕様(サイドカバーに小さくドイツ国旗)です。
ほぼ同時発表のGPシリーズとはひと味違った方面からスポーツをシンプルに追求したモデル。そこが今でも根強い人気のひとつでしょう。
カーカーじゃない2本出し黒マフラーでカワサキロゴ仕様。

Z系のボアスト66×66mmの903cc
'77年からの70×66mmの1015cc
そしてレースレギュレーションを見越した'81年から69.4×66mmの998ccが後期型の第2世代エンジンです。

9月号の特集にもBLファクトリーさんのZ1000Rカスタム車を掲載してます。

2008/07/27

2008 CBR1000RR Part2



今年の8耐はトップと同一周回が4時間経過の午後3時の時点で2台なのかも。雨が降ったり止んだり、トップが入れ替わったり、転んだり、このムービーのバイクと同じCBR1000RRはトップでチェッカーを受けたのでしょうか?



9月号のニューモデルインプレッションで掲載したCBR1000RRの国内仕様です。
こちらの動画はストリップなど。赤いモデルのパーツはCBR1000RR専用オプションです。ショートツーリングなどに重宝しそうです。

2008 CBR1000RR Part1




本日は鈴鹿8耐(2008 QTEL FIM世界耐久選手権シリーズ第3戦“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース)の決勝日。メッチャ暑そうですねー。
予選トップはゼッケン2番、F.C.C. TSR Honda 辻村猛 & 伊藤真一組。
鈴鹿まで行かなくてもHondaウエルカムプラザ青山の大画面で観戦出来ますよ。



9月号のニューモデルインプレッションで掲載したCBR1000RRの国内仕様です。
国内の厳しい規格に合致させて登場です。
海外のライダーがこのモデルに乗りたいと思っても日本に来ないと乗れないのです。

2008/07/24

ロードライダー2008年9月号

ロードライダー2008年9月号は本日発売です!



【巻頭特集】7ジャンル 21ショップ
バイクカスタムの最前線に迫る!
「カスタムトレンド2008」
現場のワザ、すべて見せます!


●巻頭特集は「カスタムトレンド2008」。パワーチューニング、ノスタルジック、ウォンウォン、忍者・カタナ・CB系、現行車にコンプリート、そしてペイントと、7ジャンルでの最新カスタム情報をお届け。「最近、ちょっとカスタムもマンネリ気味」ってライダーへのアイデア集! アナタの脳ミソをビンビンに刺激すること間違いなし!
●旧車イベントではテイスト・オブ・ツクバ、デイトナでのAHRMA戦をレポート。懐かし名車がトラックを走り回るさまは圧巻!
●R/R特約テスター・和歌山利宏さんは、期待のCBR1000国内仕様を試乗インプレ。馬力自主規制も独自の魅力たっぷりの新スーパースポーツ像を徹底解説。
●新編集長?! 日笠が行くR/Rツーリングは水上・草津編。他誌には載らないグルメ&ニッチスポットを探りまくりです!
●夏バテなんかブッ飛ばせ! 元気満載の9月号もお見逃しなく!

2008/07/23

KAWASAKI Z1300

編集部に眠っていた1982年のドイツIFMAケルンショーの写真です。
忘れないようにスキャンしておきました。


KAWASAKI 6気筒、Z1300A5です。
最初の発表は4年前のドイツIFMAケルンショー'78年。
サイドカバーにドイツ国旗。'85モデルからインジェクションになりました。

2008/07/22

HONDA MTX50


引き続き1982年のドイツIFMAケルンショーから。ホンダMTX50です。
'79年発売のMT50からモデルチェンジしてプロリンクなど採用しました。
でも'83年には水冷のMTX50Rが控えているのです。
当時のXL250Rのデザインを踏襲しています。
スイングアームにタンデム用のステップがあるし、シートが長いから写真はMTX80かも。

KAWASAKI AE80とAE50


KAWASAKIの入門フルサイズトレール車のAE80(上)とAE50(下)です。下の写真の奥にチラッと見えますが、AR80/50の兄弟車です。'81年から国内でもあったはず。AR50は今も根強い人気ですが、AEはイマイチだったかも。当時のトレール車のライバルはホンダMT50、ヤマハMR50、スズキ・ハスラーTS50とどれも強力でした。あれ? もしかして、ホンダはすでにMTXだったかも。
1982年のドイツIFMAケルンショーからでした。

2008/07/21

KAWASAKI KXシリーズ


1982年のドイツIFMAケルンショーに展示してあったKAWASAKI KXシリーズです。
当時のカワサキのメジャーライダーはアメリカだとジェフ・ワード。ケント・ハワートンもかな?
国内だと伊田伊佐夫さんと立脇三樹夫さんなどです。
KX125と250のリヤフェンダーがゼッケンプレートを兼ねたデザインです。125のラジエーターは片側で縦長でしたね。

YAMAHA RD80LC


1982年のドイツIFMAケルンショーから。
ヨーロッパで売られたRD80LCです。
日本ではこのまんま排気量を上げたRZ125なのかな。ちなみに写真のモデルはカウルの付いたII型です。YPVSはまだ付いていません。

今だと是非日本で250ccにして売って欲しいYZF-R125に相当するモデルです。

2008/07/18

ライダーの声



二輪車の駐車場所の確保・拡充についての署名をNMCA日本二輪車協会が広く求めています。
是非、ご協力お願いします。

2008/07/07

8月のJD-STER



JD STER SUMMER NATIONALS に新企画登場! だそうです。
クラスフォーエンジニアリングのブログ、4POWERPLAYERS!に暫定ネタがアップ。

次回の2008年JD-STER走行会SUMMER NATIONALS(仙台ハイランド)の開催日は8月3日(日)。
エントリーの受付は7/14〜7/23です。